OMP(オーダー・オブ・メリット・プランニング)は婦人服のOEM、ODMの企画生産会社です。
キャリアを中心に、高品質なレディスアパレルの企画、デザイン、サンプル縫製、量産に至るまで、一貫して自社で行っております。

Concept

❖OMPグループの強み

主にレディスアパレルメーカー様、セレクトショップを中心にキャリア、ミセスを中心に、幅広くレディスアパレルのOEM、ODM生産を行っています。
生産品目はジャケット、コート、スカート、パンツ、コート他フルアイテムに対応しております。
自社工場については国内に2ヶ所、 海外は中国に1ヶ所 所有しています。
東南アジアのベトナムには、委託工場があります。
国内工場においては、『Made in Japn』の高品質なもの作りにとことん拘り、常に、より高いクォリティを追及し、大量生産の商品ではなく、一つ一つ手作りのような商品を提供しています。
また海外工場においても、日本人スタッフが総責任者として常駐し、日本の生産管理、品質管理を徹底し、中国国内の工場にあっては、縫製技術、品質面、管理面のレベルの高さは、国内、海外の得意先様から高い評価を得ています。
 

❖次世代のMade in Japan 『品質』へのこだわり ~職人気質のものづくり~

長年に亘って培われた国内工場の縫製技術は、日本の世界の高級ブランドの品質を支えています。
主力工場の水原工場では、高級ブランド 『ジュン・アシダ』の製品をはじめ、ヨーロッパ、アジア他、世界主要都市に店舗を展開するコムデ・ギャルソンや、台湾、中国に店舗を展開する『ユキコ・ハナイ』等、ハイグレードな製品を扱っております。
 完成度の高いモノづくりの原点は、熟練技術者集団の熱い想いと信念、お客様のご要望に一つ一つ応えながら、地道に技術を積み上げてきた知恵と経験です。
 細やかな生産工程分析、ミリ単位のパターン修正、CAMによる正確な裁断、素材の特性を分析し、縫製段階での微修正、縫い圧力、ヒト針の工夫、さらに、デザインを元に最終シルエットを想定し、素材感を最大限に活かすプレス仕上げに至るまで、最善の技術を施し一つの製品を仕上げていきます。
 ものづくりの付加価値を常に創造していくことで、お客様に喜ばれる、他社とは一味違った『顔』を持つ製品を提供しています。
 

❖シーズン毎の提案『PLANNING』 ~素材の選択からデザイン、サンプル提案~

お客様のブランドの方向性、雰囲気、カラーを意識しながら、素材から、デザイン、アイテムを提案致します。
企画スタッフ、営業スタッフ、パターン技術者、縫製技術者がトレンド情報の収集や、マーケットリサーチを定期的に行っており、トレンドを具体的にサンプル商品に反映させ、お客様の商材に対するニーズ、ウォンツに
お応えします。
テキスタイル、提案、生産計画に基づいた資材調達、サンプル製作から量産、納品までをタイムリーに行い、ご満足頂けるサービスと製品を提供してまいります。
 

❖生産力&付加価値 ~海外生産(中国、ベトナム)、 国内生産(水原工場、いわき工場)~

 海外の生産基地として、中国は遼寧省撫順市に自社工場を所有しています。
また、東南アジアにおいては、ベトナムのホーチミン市に、日本企業が管理している協力工場があり、『大ロット』、『低コスト』、かつ『高付加価値』な物づくりに対応しております。年間で15万着~20万着を生産しています。
 国内には、新潟県阿賀野市に『水原工場(スイバラコウジョウ)』、福島県いわき市に『いわき工場』を
構えており、サンプル縫製~量産品の裁断から最終プレスに至るまで一貫して自社工場にて、対応しております。
両工場とも、日本の高級ブランドの製品を扱っており、付加価値の高いものづくり、ワンランク上の製品作りを目指しています。
 

❖縫製技術室の設置(LABO) ~薄く軽い素材、難素材、特殊なデザインへの対応~

短納期での量産、手に負えない生地(難素材)の縫製加工、複雑なパーツが多い等、加工の現場では、短時間で効率を落とさない対応をしなければならず、常に適確な判断が必要となります。

弊社では「縫製技術室」を設置しています。
お客様からのご要望に対して、生地の特性、パターン、技術等の面から量産段階で発生が
予測される問題点を分析、把握し、最善のやり方を考案します。
実際に、そのやり方自体が効率的で、有効かどうか、東京の技術室にて検証後、中国工場に指示します。

日本側から中国工場に対し適確でタイムリーな情報提供と、技術の面からの指示指導、管理を徹底する事により、品質の向上、安定化が図られ、技術の向上に繋がっていくと考えています。
 

❖縫製技術のツボ❖ ~「地の目」を意識しながらの縫製~

弊社では、常に「地の目を意識しながらの縫製」を重要視しております。
縫製上最も顕著に表れる箇所として

①後ろ襟ぐりの身頃のなじみ
②脇ラインのふくらみ

①、②の原因としては共に襟ぐり、袖ぐりの変形にあります。
伸び止めを貼る際にゲージを利用するのは当然ですが、
縫製時にいかに形を崩さずに襟付け、袖付けができるかがポイントになります。
量産時、全ての製品について同じ品質、シルエットに仕上げることが当然求められます。
しかし、ラインではオペレーターのスキルにより技術的なバラツキが生じてしまいます。
オペレーターが普段から「地の目を見る目」を訓練していれば、
工場ラインの流れの中にいても変形したものを修正しながらの縫製が出来ます。
あくまでもパターン通りに、また立体的に仕上げることが可能になります。

●工場への技術指導

 実際に不具合のある事例を取上げ、現物を確認しながら、指導、指示を行います。
また下図(写真)のような、よいサンプル、悪いサンプル例を製作し、自分の目で見て理解してもらうことで技術のレベルアップ、均一化を図っています。

●生地素材の特性把握等・・・

例えば、同じデザインのジャケットでも生地素材の特性により、パターン作成、縫製の仕方、プレスの温度、圧力等を変える必要があります。
その問題点を事前に把握し、クリアにしてラインに流します。

●生地素材の性質を考えてのトワル作成

●生地テスト(縫製、プレス条件)管理表の作成